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今回のテーマは「興譲館の普通科は決して悪い選択肢ではない」です。
結論から申しますと、探求科に行こうが普通科に行こうが
最終的に志望大学に受かればどっちでもよいし、
どちらの科に所属しようが受験に関する力への影響は大差ありません。
どっちでもいいです。
興譲館を志望する学生の大半が、どういうわけか、探求科を志望します。
倍率で見ると、例年、探求科定員80人に対して140人前後が願書を提出します。
倍率にして1.6~1.8倍といったところです。
かたや普通科は人気がなく、第一志望で願書を提出するのは、
普通科定員120人に対して80人前後、
倍率にして0.70倍です。
皆さん、どういうわけか、イメージの良し悪しなのか、こぞって探求科を志望したがります。
その結果、受験に失敗し、普通科の補欠合格からすらも漏れ、
私立高校に入学する形になる学生が山のようにいます。
興譲館と言えば探求科、という感じなのでしょうか。
中学在籍中に探求科に対してどんなイメージを持ち、
自分の実力をどのように評価し、最終的に探求科に願書を提出するのか
詳細はわかりませんが、傍から見ていると、過剰な熱量を抱きすぎなのではないかという印象です。
1.8倍程度の競争に勝って得られる特別なリターンが普通科以上に
探求科に込められているかは甚だ疑問です。
過剰な背伸びの結果、普通科にすら受け止めてもらえず、興譲館の完全な外に所属する形こそ
最もやってはいけない失敗だと考えます。
普通科で十分です。
確かに、学べる内容が違う、レベルが違うなど、細かいところは確かに格差があります。
ですが、私に言わせれば、
学校から与えられるあらゆる授業やカリキュラムは所詮、
「他人から習う程度の受動的な知識と機会」
に過ぎません。
お膳立てされなければ自分では何も学べないのですか、
と多少嫌味ったらしいことも言いたくなってしまいます。
偏差値70前後の人間がそれでは困ります。
当塾に過去在籍していた学生の中には、探求科の学生も普通科の学生も同程度います。
普通科に在籍しながら探求科の学生よりも優秀な成績を納め、
偏差値の高い大学に入った例は複数存在します。
したがって、普通科か探求科かという選択肢の違いは、
学力格差が絶対的に開くなどという重大なものではなく、
単に趣味が違う程度のことでしかありません。
趣味程度の違いのために、1.8倍の競争に身をさらして、
志望校の完全な外部にはじき出されるリスクを
冒すのは合理的とは言えないと考えます。
くり返しますが、普通科で十分です。
どうしても探求科を志望したいのなら、十分な実力を持っている場合に限ります。
定期テストは毎回最低450点以上、実力テストにおいては410点以上です。
塾や家庭教師などの補助を受けようが、自力であろうが、プロセスは何でもかまいませんが、
3年生の11月までにそこに到達していることが必要です。
そうでなければリスクが高まります。
普通科を恥と思うのか、情けないと思うのかよくわかりませんが、
そんなものはプライドでもなんでもありません。
なんとなくファッション感覚であっちが格好いいの、恰好悪いのと言っているに過ぎません。
しかも現実的には何の効能もないファッションです。
安定して合格できるであろう高い実力を自分が持っていると自覚できる場合のみ
探求科を志望してください。
それ以外は全てギャンブル、ただの博打、宝くじ的行為です。
少しでも自信が持てないのなら、また、自信を持てるような努力を自分に課せないのなら、
危ない真似はやめましょう。
当塾のブログ(HP内記事、はてなブログ)でも勉強方法や攻略方法は紹介しておりますので、探求科合格に自信を持っている方はなお参考にして頂ければ幸いです。
どうか皆さん、適正な努力と現実的な選択肢でよい未来をつかんでください~
当塾では、独学の方法論を授けて塾生の実力を養成しています。
当然ながら、中学高校よりも効率はよく、本質的かつ進捗は早いです。
学校の勉強なんてものは集中してやれば1年程度で終わるようなものに過ぎません。
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