今回は、高校(進学校)からの課題が多すぎる問題について語ります。
結論から申しますと、そんなものに付き合う必要はないです。
高校からの課題というのは8割方受験には有効ではありません。
むしろ受験生の時間を無暗に奪うという点では弊害しかありません。
受験生はとにかく時間がありません。
実力が高い受験生ほど、早い時期(2年生の3月頃)には
「このままだと時間が足りないかも」と危機感を抱くものです。
その感覚は至極真っ当なものです。
一方、学校が課してくる課題は受験生の危機感とは裏腹に、
受験用の実力が上がるもの、として洗練されたものではありません。
偏差値や志望校ごとに的が絞られた問題内容というわけでもなく、
無暗に量ばかり多いというのがほとんどの高校の実情です。
これは当然のことで、学校は集団の平均水準を保つ教育を与える場所であって
学生の潜在能力を引き出しきる受験のプロがいるわけではないからです。
学校は学生生活を送る場であって、受験を請け負っている空間ではありません。
本来、受験は学校の管轄外なのです。
こんなことを言ってはなんですが、大学受験を控えた学生は学校からの課題は全て答えを丸写しして提出して独学の時間を確保することに努めてください。
効果の薄いものに付き合う必要はありません。
「学校からの宿題が多くて受験勉強の時間が取れなくて落ちました」
というのは最悪です。
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