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今回のテーマは、「興譲館探求科に落ちないための方策」です。
米沢興譲館高校の探求科は、入試において競争が発生する確率が非常に高いです。
高いというか、ほぼ常に発生しています。
おおざっぱに言って、2人に1人はなんとなく落ちるくらいに思っておいたほうがいいです。
そして、探求科に落ちた人が普通科に拾われる形で何人か合格します。
さらに、それからも漏れた20人~30人が興譲館の全てに落ちた、という形で私立高校に入学する形になります。
この平和な令和において若干貴重な修羅場が存在するわけです。
探求科に落ちるにしても、落ちたグループの中でなるべく高い点数を取っておく必要があるのです。
というわけで、受かるにしても落ちるにしても、なるべく高い点数を取るための方策の一部を記します。
今回触れるのは、数学です。
ポイントは二つあります。
証明とスピードです。
理屈が多少入り組みますので、スピードについては別の記事で記します。
山形県高校入試の数学のキモは、証明です。
一次関数の文章題もそこそこキモなのですが、それ以上に重要なのは証明です。
普通科を第一志望にする人にとっては証明は解けなくても全然かまいませんが、
探求科を第一志望にするのなら、証明は必ず解けるようにしてください。
探求科を志望するような高い実力を持った受験生同士の競争で差がつくとしたら証明しかありません。
これも理由は単純で、数学の入試問題で明らかに難易度が高いのは証明問題だけだからです。
探求科の傾斜配点によって、英語と数学は得点が1.5倍換算になりますから、
大問一つを落としただけでも大変な差がつくことになります。
できる人とできない人との差が明確につく証明ならなおさらです。
一応おおむね理系である探求科を志望する人が
「証明苦手なんですよねー」
なんてことはないようにしましょう。
それじゃ落ちます。
具体的に証明対策に触れていきます。
山形県高校入試においては、傾向としては錯角や角の同一性を利用した問題が出題される傾向が強いです。
ひらたく言えば、円に関わる問題よりも、角張った平行四辺形などのほうがよく出題されるということです。
こちらを早めに対策するようにしましょう。
取り組み方ですが、ひとまず過去問をメインに10年分ほど解き、
その上で市販の参考書・問題集を使ってさらに経験値を稼いでください。
証明はとにかく数です。数をこなしてください。
特に高校入試における証明問題というのは出題パターンが限られるわけですから、
数をこなしていくうちに
「前にやったのと同じパターンの解き方が解説に書いてある」
と必ず気付きます。
超奇想天外な解法の証明問題など、公立高校の入試では出題されません。
ゆえに、解けない問題があるということは、単に証明問題のやりこみが足りないということに過ぎません。
「めちゃくちゃ難しかったー」
ではなく、
「単にやり方が足りないだけ」
です。
これは数学に限りません。
ぶっちゃけたことを言うと、探求科に受かる人は
「やることをきっちりやった人」
というだけのことに過ぎません。
優秀かそうでないかというよりは、ちゃんと準備した人が受かるというだけのことです。
やるべきことを、漏らさず、穴を作らず、きっちりやりきるだけです。
また、過去問でも問題集でも、
一度解いて終わりにはしないでください。
それは落ちる人の取り組み方です。
何回も反復して解いて、過去問10年分+問題集の証明問題は
百発百中で解けるようになるまで何度でも反復練習してください。
過去問すら百発百中にできない人は本番でも得点できません。
受かる人はこれが当たり前のようにできます。
勉強というのは問題に触れることではありません。
いつ解いても百発百中で正解できることのみが実力の正体です。
「この問題、たまに間違うんですよねー」
なんてのは、一度も解けない人と大して変わりません。
実力というのは「たまたま」「波がある」ではなく、
「確実に特定の成果をあげられる」ことのみを指します。
入試問題は不特定要素の集合なのですから、
せめて自分の実力くらいは不特定要素の成分を排除してください。
受験は、高校入試だろうが大学入試だろうが、準備する者が勝つだけのゲームです。
不合格になる人は準備が足りなかったというだけのことです。
探求科くらいの受験は、きっちり準備して確実に乗り越えましょー
そうでもないと国公立大学に受かる馬力も足りないと判定してしまって差し支えないかと思います。
怖いですねー
当塾では、独学の方法論を授けて塾生の実力を養成しています。
当然ながら、中学高校よりも効率はよく、本質的かつ進捗は早いです。
学校の勉強なんてものは集中してやれば1年程度で終わるようなものに過ぎません。
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